Semana do pincho (ピンチョス週間)その1

12月5日からここBetanzosでSemana do pincho(ピンチョス週間)が始まった。

22のBar(バル)が参加しこのために創作したピンチョを1つ提供する。値段は、1€から2.5€。
各バルにスタンプ用のクーポンが置いてあり、まずは最初のバルでこのクーポンを受け取る。このクーポンには参加しているバルと提供するピンチョの名前と簡単な説明が書いてある。地図もついているので、行きたいバルに行くことができる。ピンチョを食べるとクーポンにバルのスタンプを押してくれる。5ヶ所回ってスタンプを集めると、自分が食べた中で一番気に入ったピンチョのバルを投票することができる。
投票者の中から抽選で3名に100€分のクーポンが贈呈され、1番投票の多かったバルにはピンチョ・ナンバーワンの称号が与えられるとのこと。

最初に行ったのはバルの密集するエリアから離れたRúa Venezuela (ベネズエラ通り)にあるバルLenda
ここのピンチョはDelicia de outono (秋の喜び) 1€。
石のプレートに紅葉のデコレーション。柔らかい衣に包まれたマッシュルームにタラ、ハモン・セラーノがのりその上にヤギのチーズのソースがかかっている。このソースがタラとハモン・セラーノに合っていて、さらにソースがマッシュルームを包んでいる柔らかい衣に染み込んで美味い。
2軒目は、同じくRúa Venezuela (ベネズエラ通り)にあるMesón Avenida.
ここのピンチョは、Especial de Langostinos (エビ・スペシャル)、1.5€。
トーストしたパンにグリルしたイベリコ豚のベーコンとエビにロックフォール・クリームとパプリカと玉ねぎの赤いソース。ソースが美味いし、エビによく合う。ただ、せっかくエビが2つものっているのに赤いソースに覆われてしまってエビに気付きにくい。

3軒ほど休みだったり、売り切れていたり、作るのに時間がかかるなどで食べられず、結局、本日の3軒目はバルの密集する路地にあるBar Galiciaとなった。

Solombo de porco camembert (ポークテンダーロインのカマンベールクリームかけ)、1.5€。
カリカリのフライドポテトにグリルしたポークテンダーロインがのり、その上にカマンベールクリームと赤パプリカのソース。ニンニクが効いている。豚肉がとても柔らかい。カリカリのフライドポテトと柔らかいポークの食感がいい。

12月6日(火)はDía de Constitución (憲法記念日)で、8日(木)はInmaculada Concepción (聖母受胎告知の日)で祝日なので7日を休んで3連休にして旅行に出かける人も多いようで、人出はまばら。それでも人気のバルではピンチョが売り切れてしまったり、次のができるまで30分待ちになったりしていた。

ピンチョだけ食べるわけにもいかず、その都度ワインも注文するので一度にそんなには回れない。
初日は3軒で終了。普段は毎週金曜日にコンサートがあるCafé Lanzósが今週は月曜日と水曜日にもコンサートをやるというので、今日はCafé Lanzósで締め。

食べてみたいピンチョがあるので、それは明日以降のお楽しみ!

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