Semana do pincho (ピンチョス週間)その2

12月7日(水)、ピンチョをつまみに行った。

まずは月曜日に閉まっていたAdega do Pinoへ。クーポンをよく見たら水、金、土曜日のみ営業と書いてあった。
ここのピンチョはなんとNigiri de Salmonete á Chama(炙りヒメジの握り寿司) 1.50€。

Betanzosで食べる初めての寿司。日本でもこの魚を指名して握ってもらった記憶がない。ヒメジは、スズキ目ヒメジ科に分類される桃色の海水魚の一種で、黄色いヒゲが特徴だそうだ。
握りは皮付きのと皮なしの2種類。シャリがずいぶんと長細い。それに比べるとネタが小さいかな。かなりしっかり握ったみたいでシャリが固い。皮付きの炙りのほうが身だけのものより旨味が出ていて気に入った。
Madridなどの都会と違いこちらではにぎり寿司といえばマグロの赤身とサーモンしか食べたことがなかったので、ヒメジという渋いチョイスはいいんじゃないでしょうか。一緒に行った友人は魚を生で食べたことがなくになかなか寿司に手が出ない。炙ってあるから生というわけではないと説明したら、こわごわと口に入れていた。
ガリシア州では沢山魚介類を食べるんだから、新鮮で美味しい寿司があれば食べてくれると思うんだけど…。 


2軒目は月曜日に行った時に30分以上待つと言われ、結局諦めたバル。今日もすごい人で案の定今日も大分待つと言われた。こうなると意地でも食べたくなってきた。次回少し早めに行ってみることにして、別のバルTaller do Silabarioへ。

ここのピンチョは、Falso Xeado de Rabo de Touro (ソフトクリームみたいな牛テール) 1.50€。

一見するとソフトクリームみたい。クリームの部分は野菜のムースで、クレープで作ったコーンの中には入っているのはチョコアイスのように見えるが、実は牛テールの赤ワイン煮。作りに凝った割には味はイマイチかな?クレープも固く食べずらかった。 


気を取り直して3軒目はバル密集ゾーンから離れたChoへ。店内も広く落ち着いて食べられる感じ。

出てきたピンチョは、Saquiño crocante mar y terra(海と陸の幸の包み揚げ) 2.00€。

今回初めて大きな皿でピンチョが登場。バル密集ゾーンでは考えられないこと。サラダも付いて、盛り付けもオシャレ。包み揚げを崩してから、ソースをかけて食べてくださいとのこと。初めてフォークとナイフを使った。包み揚げの中には野菜にエビとサンブリーニャスと言われる小ぶりのホタテが入っていて、ソースををかけてカリカリの皮と一緒に食べると美味い。 

 今日のピンチョも味の好みはあるだろうけど、それぞれ嗜好を凝らしていてよかった。
前のバルで最初のクーポンのスタンプをが一杯になったので、ここで2枚目のクーポンをゲット。 

 まだ食べていないバルのほうが多い。明日も頑張るぞ!

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