ガリシア州ルーゴ県San Ciprián (サン・シプリアン)のFiesta de Erizo(ウニ祭り)に行って来た。
San Ciprián (サン・シプリアン)はベタンソスから北東に145kmに位置する大西洋ではなくカンタブリア海に面する港町。
ウニが好きなのにまだこちらでは食べたことがなく、それを知っている友人が教えてくれた。
Praza dos Camposの広場に建てられた白いテントがFiesta de Erizo(ウニ祭り)会場だ。
テントを入った正面ではウニの入ったカゴが並んでおり、後ほど生と茹でたウニを販売するとのこと。
テントの左奥がステージになっており、ちょうどお祭りの開会式が終わり、3人のシェフによるクッキング・ショーが始まろうとしていた。それぞれ2品ずつウニの創作料理を作ってくれるそうだ。
お祭りの刻印がされたグラスが配られ、料理が完成する前にまずはワインが振る舞われた。
それぞれの料理に最も合う白ワイン、赤ワイン、シャンパンが用意されている。
まずはワインを飲みながら料理の完成を待つ。
そうこうするうちに料理が完成し、小皿への盛り付けが出来てきた。
出来上がった料理が順に配られていく。
我々のグループはステージの一番近くに陣取っているので、すかさず人数分をゲットし試食開始。
左手にワイングラス、右手にはウニの小皿を持っているので、カメラで撮影するのが大変。
ウニは生だが、どれもサルサがかかっていて、トマトソース、ムース状のクリーム、ちょっとスパイシーなもの、コリアンダーが添えられているものなどそれぞれ違った風味のウニ6品全て試食。
予約もなく突然訪れて全て無料で振舞ってくれるとは、なんて太っ腹な町なんだろ。
ガリシアで初めて食べるウニに満足。
ガリシアの放送局Televisión de Galiciaが取材に来ていて、唯一の日本人としてインタビューを受けることに。
ガリシア語の放送局なのだが、ガリシア語は無理なのでスペイン語でインタビューをしてもらった。
1週間後の土曜日の19時からSopa de Festaというガリシアのお祭りを紹介する番組で放送されるとのこと。
試食が終わったので、生と茹でたウニを買って食べてみる。
殻を半分に割り、スプーンで中の身を食べる。やはり生の方が海の香りがしておいしかった。
会場を出て、近くのレストランでランチ。
ウニの入ったエンパナーダとコロッケ、イカフライを食べた。
個人的にはウニは生で食べるのが好きだ。
帰りにViveiro(ビベイロ)に寄った。
ガリシア州の中でFerrol(フェロール)と並んでSemana Satna(セマナ・サンタ)のパレードで有名な町だそうだ。
追記: 3月25日(土曜日)Televisión de Galiciaで19時からSopa de Festaという番組で自分のインタビューもしっかり映っていた。
0コメント