イギリス人の道まで６週間。
まだ腹部の手術痕から多少出血はあるが、今日からトレーニングを開始する。 先ずは自分の住む町がイギリス人の道のルート上にあるので、手っ取り早くイギリス人の道を歩いてみることに。
朝7:50、BetanzosからPresedo方面へ。
As Cascasのローマ橋を渡り道路AC-840を横断するとすぐに突き当たる。
突き当りの壁に黄色いペンキの左向きの矢印が２つ。矢印に従い左折するといきなりの上り坂。50ｍくらい上ったところで右にヘアピンカーブ。ここにも黄色矢印とホタテ貝のマークがあるのでそれに従う。
しばらく緩い上り坂。左側の斜面の上にサンティアゴの方角を指さす巡礼者の像が現れる。改めてイギリス人の道を歩いていることを実感する。
道の分岐にはホタテ貝マークの案内があるし、一本道でもところどころにホタテ貝マークがあるので安心する。それ以外にアスファルトの上や道路沿いの木の幹にも直接黄色い矢印が塗られている。 ガリシア州はユーカリの木を植林していて、このルート上にもユーカリの林が現れる。ユーカリの林に入ると日差しがさえぎられるし、ユーカリの香りが気持ちを落ち着かせてくれる。
単線の鉄道の線路の上を横断し、しばらく進むと今度は無料の高速道路Autovía A-6を横断する橋を渡る。渡り切ったところに案内があり右折し高速道路と並行して進むが、2つ目の道を左折し再びユーカリの林を歩くとまばらながらも人家が現れXanrozoに到着。
トレーニング初日はここで折り返すことに。
9:10、同じ道を通りBetanzosに戻る。 往復1h20mで5.4kmを歩いた。
この日は14人の巡礼者と出会った。
自分も6週間後には巡礼者としてこの道を歩くんだな。
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